csmをCSM(CuStoMize) 後変換アクションを使いこなす!?
以前紹介したとおり、ctrlswapminiはVer0.14から後変換(CONVERT/RCONVERT)をcommandアクションとして設定できるようになりました。
が、これだけだと非常に分かりづらいと思うので実例で説明します。
目的
ポケベル入力の[0][4]、[0][5]に後変換アクションを割り当ててみる。
変更箇所
- Keymap bell_normal
- Key bell # [0]
- char KANA SHIFT , # 、
- char KANA SHIFT . # 。
- Key bell # [0]
変更内容
-
-
char KANA SHIFT , # 、←削除- command CMD_CONVERT # 後変換 ←追加
char KANA SHIFT . # 。←削除- command CMD_RCONVERT # 後変換逆順 ←追加
-
これで、例えば、
- [6][1]=は (後変換候補:はばぱ)
- [6][1][0][4]=ば(後変換)
- [6][1][0][5]=ぱ(後変換逆順)
- [4][3]=つ (後変換候補:つづっ)
- [4][3][0][4]=づ (後変換)
- [4][3][0][5]=っ (後変換逆順)
となります。
単純に濁音、半濁音を入力するだけなら、
- [*]で後変換する
- [0][4]=゛、[0][5]=゜が割り当てられたキーマップを利用する
でもいいのですが、
- 後変換専用のキー([*])を用意する必要がない
- 標準では割り当てられていない後変換逆順を使える
- 「っ」のような濁音、半濁音以外も1発で出せる
といったメリットがあります。
活用方法は各自で考えてみて下さい、DORは今のところ使いこなせてません(ぉぃ せめて後変換できない際にattachが使えればいいんですが・・・
(追伸)
csmのVer.015が公開されてますが、今回はバグ修正だけのようです。
で、バージョンアップ履歴に、
・クリアをdelete相当の挙動に変換する機能を実装してみたけれど入力バッファ
終端でBS挙動に切り替えできないため没になった。
とあったのでDORも考えてみました。
- [→][←][Del]
- BackspaceとDelだと挙動が違うので没。例えばファイラーでクリアキー押したら・・・削除・・・ギャー!
- [→][Backspace]
- カーソルが元の位置に戻ってないので没。例えばExcelでクリアキー押したら、一つ右のセルが削除されるわけで
- [→][Shift+←][Backspace]
- 範囲選択できないタイミングがあるので没。例えば文字入力中だと普通にBackspaceになっちゃいます
う〜む、やっぱり難しいですね・・・