テンキー+コピペ=超便利

(前回までのあらすじ)
ctrlswapmini(csm)に出会い、W-ZERO3 UtilityPlus(WUP)を手放すことに決めたDORだったが、コピペ処理だけは捨てがたかった。


ということで本題に入る前に、esのテンキーモードでコピー&ペーストを行うために、WUPで以下の設定を紹介します。

利用アプリ

  • W-ZERO3 UtilityPlus
    • Shift+BackSpaceに割り当てできるアプリなら何でも大丈夫です
  • KeyInputEmulator
    • キー押し下げ、押し上げを個別に設定できるアプリなら何でも大丈夫です
  • Runner
    • お好みのランチャーアプリで大丈夫です
  • PasteHelper2
    • コピペではなく記号入力用なんで、必要な方だけどうぞ

設定内容

  • クリアキー長押し=Runner(範囲選択系)
    • 全選択(KeyInputEmulator:Ctrl+A)
    • 行選択(KeyInputEmulator:Home Shift+End)
    • 文末まで選択(KeyInputEmulator:Ctrl+Shift+End)
    • 選択開始(KeyInputEmulator:↑=Shift押し下げ)
  • 文字キー長押し=Runner(クリップボード系)
    • カット(KeyInputEmulator:Ctrl+X)
    • コピー(KeyInputEmulator:Ctrl+C)
    • ペースト(KeyInputEmulator:Ctrl+V)
    • 記号一覧(PasteHelper2 詳細はこちら
  • Shift+Backspace=KeyInputEmulator(↑=Shift押し上げ)

この設定でクリアキー長押しで範囲選択し(選択開始を選んだ場合、もう一度クリアキーで選択終了)、文字キー長押しでコピーが実現できます。

解説

ご覧のとおり、大半がKeyInputEmulatorで入力をエミュレートしているだけです。
この中で一番重要かつ面倒なところが「選択開始=Shiftを押し下げた状態から選択終了する」部分です。WUPではShiftキー+アプリケーションボタンという組み合わせがないため、Shiftキーを押し下げた状態で別の処理を設定できるのは、キーボードのBackSpaceとキーコードが一致するクリアキーだけです。Shift+BackSpaceにShift押し上げを設定すると、クリアキーで選択終了できるようになります。
※アクションキーはEnterのキーコードを含むのですが、別物として処理されるので設定できません、残念
※KeyInputEmulatorはShiftキー押し下げ中も常駐しないので、ExefIfによる場合分けもできません、残念

ところで、Runner[es]ではなくRunnerを使ってますが、登録する大半がKeyInputEmulatorのアイコンになるため、選択しないとタイトルが表示されず区別できないRunner[es]より、最初からタイトルが表示されるRunnerのほうが便利なのです。それとRunnerを複数使う場合、別フォルダに保存したうえで実行ファイル(Runner.exe、RunnerSetting.exe)を重複しない名前に変更する必要があります。同じ名前のまま使うと設定が混同されてしまいます。


esをテンキーモードでよく利用する方にはかなりお勧めです。是非試してみてくださいな。


・・・あ、csmについて書き忘れたw 次回こそ!